ダブルボトムとは?チャートパターンの見方と売買シグナルを解説
- ダブルボトムは、安値圏でほぼ同じ高さの安値が2回出て反発するチャートパターン。
- 形がアルファベットの「W」に似ているのが特徴。
- 下降トレンドの終盤に現れ、上昇への転換を示唆する。
- 買いシグナルは、2つの安値の間の戻り高値(ネックライン)を上抜けたとき。
- 値幅の目安は、安値からネックラインまでの幅をネックラインの上に投影して測る。
ダブルボトムの結論

ダブルボトムは「これ以上下がりにくい」と相場が判断したサインで、買いの目安はネックライン上抜けです。
安値が2回、ほぼ同じ水準で止まる。これは、その価格帯で買いたい人が多いことを意味します。
だから2回目の安値で反発し、戻り高値(ネックライン)を超えると、上昇トレンドへの転換とみなされます。ネックライン上抜けが買いシグナルです。
component
ここでは、ダブルボトムを構成する3つの部品(2つの安値・反発・ネックライン)を先に押さえます。
パターンを部品で理解しておくと、チャートの中から見つけやすくなります。
| 要素 | 役割 |
|---|---|
| 1つ目の安値 | 下降トレンドの底となる最初の安値 |
| 戻り高値 | 2つの安値の間でいったん反発した高値。ここがネックラインになる |
| 2つ目の安値 | 1つ目とほぼ同水準で止まる安値。買い圧力の強さを示す |
| ネックライン上抜け | パターン完成の合図。買いシグナル |
ダブルトップとダブルボトムとは?
ダブルトップとダブルボトムは、相場の流れが反転するときに出る代表的なチャートパターンです。
ダブルボトムは下げ止まって上がるサイン、ダブルトップは上げ止まって下がるサイン。上下逆さまの関係になっています。
どちらもトレンド転換を示すパターンとして、ダブルトップとダブルボトムは対で扱われます。
▼ ダブルトップ

ダブルトップは、高値圏でほぼ同じ高さの高値が2回出て、その後下落するパターンです。
形は「M」に近い。上昇トレンドの終盤に現れ、下降への転換を示唆します。
2つの高値の間にある押し安値がネックラインで、ここを下抜けると売りシグナルになります。
▼ ダブルボトム
ダブルボトムは、安値圏でほぼ同水準の安値が2回現れ、その後反発する反転パターンです。
形はアルファベットの「W」に似ています。下降トレンドの終盤に出て、上昇トレンドへの転換を示唆します。
正直、私が一番得意なのはこのパターンです。底が二段で確認できるぶん、いきなり落ちてくるナイフを掴むより安心感がありました。
ただし「安値が2回出たから上がる」と決めつけるのは早い。確定の目安はあくまでネックラインの上抜けです。
▼ ネックライン
ネックラインとは、ダブルボトムの2つの安値の間にある戻り高値を結んだ水準のことです。
このラインが、買うかどうかを判断する基準になります。
一部の解説では、終値でネックラインを明確に上抜けた時点をパターン確定の条件としています。ヒゲでちょっと超えただけでは判断しない、ということです。
ダブルトップとダブルボトムの売買シグナルの見方

売買シグナルは、いずれもネックラインの突破で判断します。
ダブルボトムなら上抜けで買い、ダブルトップなら下抜けで売り。安値や高値そのものではなく、ネックラインが基準です。
| パターン | 出る場所 | シグナル | 方向 |
|---|---|---|---|
| ダブルボトム | 下降トレンドの終盤 | ネックライン上抜け | 買い |
| ダブルトップ | 上昇トレンドの終盤 | ネックライン下抜け | 売り |
▼ ダブルトップの売りのシグナル
ダブルトップの売りシグナルは、ネックライン(2つの高値の間の押し安値)を下抜けたときです。
高値が伸びきらず、下のラインを割る。これが上昇から下降への転換の合図になります。
値幅の目安は、高値からネックラインまでの幅を、ネックラインの下方向に投影して測ります。
▼ ダブルボトムの買いのシグナル
ダブルボトムの買いシグナルは、ネックラインを上抜けたときです。
値幅目標の考え方として、直近の安値からネックラインまでの値幅を、ネックラインの上方向に投影します。
たとえば安値が100円、ネックラインが120円なら、その差は20円。上抜け後は120円+20円=140円あたりが一つの目標になる、という見方です。
ダブルトップとダブルボトムの注意点

一番の注意点は、パターンに見えても上抜けるとは限らないことです。
きれいなW字に見えても、ネックラインを超えずに失速することがあります。形だけで判断しないのが大事です。
正直、ここはデメリットの方を強く伝えたい。私も初心者の頃、形に飛びついて何度もやられました。
▼ ダマシがある
ダマシとは、ネックラインを一度抜けたように見えてすぐ逆方向に戻ってしまう動きのことです。
ヒゲだけで超えて、終値では超えていない。こういうときに飛びつくとやられます。
だから終値での上抜けを確認する。さらに、出来高や全体の相場の流れも合わせて見ると、ダマシに引っかかりにくくなります。
私のルールはシンプルで、終値で抜けるまで待つ。それでも外れるときはありますが、待たないよりはずっと勝率が上がりました。
よくある質問
ダブルボトムについて、初心者からよく聞かれる質問をまとめました。
よくある質問
形を覚えるより、まずは過去のチャートで実際にダブルボトムを10個探してみてください。目が慣れると、リアルタイムでも見つけられるようになります。これが一番の近道でした。
FXを“怖い・やめとけ”の段階から、少額で正しく始めて続けられるところまで。初心者の不安に最短で答えるメディア。